マダニに噛まれダニ媒介脳炎に?症状や対処・予防やワクチンは?

2017年7月11日に、北海道で、マダニに噛まれ、「ダニ媒介脳炎」で亡くなるという事例が派生しました。

「ダニ媒介脳炎」での死亡例は今回で3例目で、いずれも北海道だそうです。

この、「ダニ媒介脳炎」とは一体どういう病気なのか、また、予防やワクチンなどはあるのかについて調査していきたいと思います。

ダニ媒介脳炎ってどういう病気?

ダニ媒介脳炎は、マダニ科に属する各種のマダニによって、フラビウイルスに感染する病気で、終末宿主である人に急性脳炎を起こします。

ダニ媒介性脳炎ウイルスは、ネズミなどのげっ歯類とマダニの間でウイルスが維持されます。

世界では、1990年以降のデータでは、毎年6000人以上発症し、多い年では10,000人前後発生しているのです。

主なものとして、ロシア春夏脳炎ウイルスと、中部ヨーロッパ脳炎ウイルスがあります。


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日本では、1993年にやはり北海道の酪農家の主婦がロシア春夏脳炎ウイルスにかかった事例があります。

今回のダニ媒介性脳炎ウイルスも、北海道ですから、ロシア春夏脳炎ウイルスかもしれません。

ダニ媒介性脳炎ウイルスの症状や、潜伏期間って?

中部ヨーロッパ脳炎では、潜伏期間は7日から14日です。まず、インフルエンザのような発熱、頭痛、筋肉痛が一週間て移動続きます。この症状は、約半数で見られないこともあります。

熱が下がって次は第二期です。

この第二期で、痙攣、目まい、知覚異常などの中枢神経症状を呈します。

脳炎、髄膜脳炎、髄膜脳炎という形をとります。

しかし、死亡率は1〜5%と高くありません。

後遺症として、感覚障害があり、平衡感覚の障害があったり、音を感じにくい感音性難聴などがあります。

一方、ロシア春夏脳炎は、潜伏期間は中部ヨーロッパ脳炎と同じく7日から14日ですが、中部ヨーロッパ脳炎のように第一期と第二期というように分かれません。

潜伏期間の後に、頭痛、発熱、悪心、嘔吐が見られて、ひどくなると精神錯乱、昏睡、痙攣、麻痺などの脳炎症状が出現します。

致死率は中部ヨーロッパ脳炎に比べて高く、30%です。

予防にはどういったものがあるの?

まずは、マダニに噛まれないようにすることが一番です。

草の茂ったマダニの生息する場所に入るときは、長袖、長ズボンを着て、靴や長靴を履きます。とにかく、肌を出さないようにします。虫除けスプレーなども効果があります。

そして、帰ったらすぐにお風呂に入って、噛まれていないか確認し、噛まれていたらすぐに皮膚科に行ってください。


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無理に自分で剥がそうとすると、マダニから感染します。皮膚科でマダニが噛み付いているところの皮膚ごと切除するやり方で取らないと危険なのです。

皮膚科では、マダニに噛まれたら切除するのは常識なので、行けば医師はわかると思います。

ワクチンはあるの?

海外では、不活化ワクチンがあるのですが、日本では未承認です。

日本から流行地に行ってマダニに噛まれる可能性のある作業をする場合、全国の検疫所で渡航前の健康相談は行なっています。

日本でもワクチンを承認してほしいですね。

終わりに

噛まれると怖いマダニ。

今は北海道だけの事例ですが、全国ででてもおかしくありません。

皆さんも、山の中に入るときなど、予防に注意して、マダニに噛まれないようにしてください。

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