眼窩底骨折の複視の症状は自然治癒する?受診は何科?読み方は?

9月13日に、大阪、エディオンスタジアムでボクシングの WBO世界ライトフライ級の防衛戦が行われました。

そこで、田中恒成さんが、2度目の防衛に成功しました!

皆さんは試合見ましたか?

田中恒成さんは、両目を腫らしながら、見事TKOを取りました!

しかしその後、田中恒成さんは頭痛を訴え、救急搬送されてしまいました。

なんでも、「眼窩底骨折」をしてしまっているとか。


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みなさんは、眼窩底骨折って聞いたことありますか?

今回は、この、眼窩底骨折についてお話ししたいと思います!

眼窩底骨折の読み方は?

まずは、基本から。

この「眼窩底骨折」

なんて読むかわかりますか?

「がんかていこっせつ」

と読みます。

難しい読み方ですね。

眼窩底骨折とはどこを骨折しているの?

それでは、この「眼窩底骨折」とは、どこを骨折しているのでしょうか?

まずは、このイラストから。

クリックすると新しいウィンドウで開きます

眼窩上孔や、眼窩下孔というのがあるのがわかると思います。

眼窩というのは、眼球が入っている空洞を言います。

眼窩は、前頭骨、上顎骨、頬骨、口蓋骨、蝶形骨、涙骨、篩骨という七つの骨で構成されています。


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その下方にある骨の壁を眼窩底といいます。

そこは、特に薄い構造になっていて、眼球に外側から強い圧がかかると、眼窩内の圧が高くなって、眼窩底は折れてしまいます。

それを、「眼窩底骨折」と言います。

この、「眼窩底骨折」の主な原因は、

やはり、ボクシングや球技などのスポーツ

喧嘩での殴り合い

転倒や交通事故ですね。

眼窩底骨折の主な症状は、

眼球を思う様に動かせないという症状が起こります。

眼球を入れている空洞が折れているからですね。

それを、眼球運動障害と言います。

それによって、物がまともに見えなくなってしまうのです。

後で説明しますが、複視や、

眼球を入れている入れ物が壊れるわけですから、

眼球が陥没して目が窪んでしまったり、

鼻に近いので、血性の鼻汁が出たり、

脳につながる神経を圧迫した場合、

視力障害を起こす可能性があります。

また、骨折部から目の周囲の組織に空気が入り、

皮下気腫と言って、皮膚の下に空気がたまったりします。

骨が折れることで眼球自体には圧はかかりにくいので、眼球自体への障害は比較的少ないです。

複視の症状とは?

それでは、複視の症状とは、どの様な症状でしょうか?

複視とは、物を見た時に物が二重に見えます。

複視には、「片眼性複視」と、「両眼性複視」があります。

「片眼性複視」とは、

片目を隠して物を見た時に物が二重に見える症状のことを言います。

目の病気や、目の屈折異常が原因と考えられます。

乱視などはこれにあたりますね。

目の老化である白内障や黄斑部の疾患でも起こる可能性があります。

「両眼性複視」とは、

片目ずつでは見えるけど、両目で見ると二重に見える症状のことを言います。

私たちが物を見る時、両目が同じ動きをするからピントがあって物が正しく見えます。

しかし、どちらか片方が別の動きをしてしまうとピントが合わないので物が二重に見えるのです。

眼窩底骨折での複視は、「両眼性複視」の可能性が高いですね。

複視は自然治癒する?

複視を治すには、まず眼窩底骨折が治る必要があります。

まず、眼窩底骨折が疑われたら、レントゲン、CTなどの検査を行います。

そして、眼窩底骨折がはっきりしたら、

保存治療と、手術治療があります。

一般的に、保存治療を2週間行なっても複視などの症状が改善しない場合、手術となるケースが多いです。

保存治療では、眼球運動の練習を行います。

眼窩底骨折をすると、眼球の動きが異常になることが多いと先程述べましたよね!

それの改善を行いながら、骨折部がくっつくのを待ちます。

眼球運動のやり方としては、顔を動かさずに目の前にぶら下げて合う物体を見て、目だけを左右に動かす訓練を行います。

これで複視が治れば、手術は必要ないです。

次に手術療法ですが、複視などの眼球運動障害がひどい時、早めに手術が行われることがあります。

手術となった場合、眼窩の骨はとても薄いので、

骨の欠損が生じている可能性が高いです。

欠損してしまって、眼球の位置が安定しない場合、欠損した部分を再建しなくてはなりませんね。

それをするには、骨を移植したり、軟骨を移植したり、チタン、吸収性プレートなどを移植したりします。

そうやって眼窩底を再建し、眼球を安定させます。

そうすることによって、複視が治ると言うわけですね!

受診するのは何科?

それでは、眼窩底骨折をした場合、何科を受診したらいいのでしょう?

眼科でしょうか?

実は、耳鼻咽喉科、形成外科、頭頸部外科なんですね。

耳鼻咽喉科は、首から上の治療を行いますので、耳鼻咽喉科で手術をすることが多いと思います。

ちょっと意外ですか?(笑)

ですので、眼窩底骨折をした場合、耳鼻咽喉科に行ってください。

手術をせずに、保存治療されることが多いので、しっかりと経過を見れる医師なら、手術対応できない病院でも大丈夫です。

終わりに

田中恒成さんが、今回、眼窩底骨折だったと言うことで

眼窩底骨折について詳しく述べてみました。

一般の人が一番しやすいのは、事故か喧嘩です。

喧嘩でこんな怪我をするのは損ですよね。

喧嘩などせず、平和に過ごしましょうね(笑)!


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